PSYCHOLOGY TERM
希少性
Scarcity / きしょうせい
数や機会が少ないほど、価値が高く見える心のしくみ。
こんな場面で起きる
- 「残りわずか」の文字を見て、急に欲しくなる。
- 「限定」「今だけ」と書かれていると、急いで決めたくなる。
- 「他にも誘われてる」と聞き、焦ってしまう。
なぜ起きるのか
ウォーチェルらの実験では、数が少ないクッキーほど価値が高く評価されました。手に入りにくいものほど大切に感じ、落ち着いて考える余裕が減りやすくなります。人間関係にも当てはまるかは、この実験だけでは分かりません。
研究でわかっていること
ウォーチェルら(1975)
同じクッキーでも、残り2枚の方が10枚の時より価値が高く評価されました。
されている時の見抜き方
「今だけ」「あなただけ」と、急ぐ言葉が増えます。返事を急がせて、考える時間をくれません。
次にすること
「一晩考えて、明日返事しますね」と伝えてみてください。待てない相手なら、少数だからではなく、急かされているだけの可能性があります。
よくある質問
- 希少性を感じたら、買わない方がいいですか?
- いいえ。欲しい理由を先に書き出しましょう。理由が「少ないから」だけなら、一晩待ちます。
- 恋愛の駆け引きにも希少性は関係しますか?
- 研究はお菓子の評価で行われたもので、恋愛にそのまま当てはまるかは分かりません。焦った時ほど一晩おいて考えます。